夏の定番であるスイカはここラトビアでも一応定番である。
ラトビア語でスイカはarbūzs(あるぶーず)である。
とは言っても、ラトビアで生産しているわけではなく輸入なので実際問題として一年中スーパーマーケットにあるという季節感のあまりないものでもある。だが一応ラトビア人もスイカは夏に食べると良いよねという認識の様である。ラトビア人のスイカに対する認識はラトビア語で言うogaだということである。Oga(オアガと読む)は液果なのだが、こう丸く実ったもので小さいところではブルーベリーとかコケモモとかから始まっておそらく一番大きいものがスイカという感じである。そういう感じなのでメロンもogaである。まんまるではないが苺もogaである。
ラトビアへ来た直後に家でスイカを買って食べた時は何故かナイフとフォークをママが用意したので驚いたものである。ガブリと三角に切ったスイカにかぶりつくのが普通だった管理人は結構戸惑った記憶がある。ナイフは種を取るためのものだったらしい。これは他の家ではどうだか知らない。ママがそうしたかったのかもしれない。だが、ナイフとフォークでスイカを食べるのも実は悪くない。何しろ手を汚さなくて済むし、種をペッペっと口から出さずに済むわけである。
スイカの味は万国共通でなんだか懐かしい子供の頃の味がする。
ぴえちに小さなスイカの切れ端をあげると
「肉っぽい匂いがしない変なもの」
と認識したらしく、とりあえず受け取ってみたものの三歩歩いてぺっであった。
4 件のコメント:
管理人さん こんにちは。
今年のような猛暑だとことのほかスイカが美味しく感じます。スイカの水分が体に染み入るような気持ちになります。そういえば昔はガブリでしたね。今までは先がギザギザのスプーンで食べていましたが最近はカットして出すようになりました。理由は力一杯スプーンでスイカをすくう人がいるので食べ終わるとお皿がスイカの汁で一杯になるからです。ナイフとフォークは正解かもしれません。カットして出すもう一つの理由はラグビーボールのような形のスイカを買うことが多いので上から輪切りにしていくとお皿に立てられないということもあります。
こんな美味しいものをぴえちは好まないなんて残念!
管理人さん、こんにちわ。スイカ食べながら拝見してます(笑)母のお腹にいるうちにスイカを食べたせいか、スイカ大好きです。北海道の2月に祖父が苦労して探して手に入れたスイカは砂糖かけないと食べられなかったと聞きました。スイカ好きなワンちゃんもいるようですが、ぴえちのお口には合わなかったんですね。昔のスイカは当たり外れがあったけど、今はセンサーで糖度チェックされるので市場を通ってきたスイカは甘いです。
こんにちは、紫陽花さん。
暑いと尚更スイカが美味しく感じますよね。私はアイロンがけの後に食べるスイカが好きです。おお、日本もラグビーボール型のスイカが結構出回っているんですね。昔はまんまるのものばかりだった記憶があります。
ええ、ぴえちは何故かスイカは好みじゃないみたいです。お母さんがなんかくれたー、と喜んで咥えて三歩歩いて、なにこれ、ぺ、です。
こんにちは、megmeg殿。
中世のスイカの絵を見ると赤いところがほとんどなくてタネはいっぱいだった様です。品種改良を重ねて甘くて美味しいスイカを作ったというのがよくわかります。ぴえちにはきっとスイカをぐしゃぐしゃにしてあげると味がわかるのかもしれませんが、まあそこまでしなくて良いかなあと(笑)。庭のブルーベリーはつまみ食いしているようで先日青いうんちを拾いました。
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