ページ

2024年11月24日日曜日

パリピの集まるイベントへ行ってみた話

管理人夫婦は基本的に引きこもり系の生活を送っている。

日本では当たり前のお友達とランチとか仕事帰りに飲みに行ったりとか、そういうことが皆無だからである。基本的に管理人夫婦の社交の場というのは親しい友達との招き招かれのホームパーティとオペラぐらいである。まあ、そんな具合なので、たまにはちょっと派手目なパーティーイベントにでも行ってみるかということになって、TOP100WINESというワインの試飲会に出かけたのであった。入場料に結構な金額を払うのだが会場内では基本的にワインとシャンパンが飲み放題というわけである。

会場は小洒落イベントスペースで、雰囲気も悪くない。

みなさんそこそこドレスアップして来ている。中央に見えるバケツは試してみたけどもう良いわ、というワインを捨てるためのもの。

ただ、そんなに感心するワインは無く、本当にお高いワインの試飲はさらに「マスターコース」と称して追加料金を取るというものであった。さらに食べ物はリガの名だたるシェフによるちょっとしたおつまみが用意されていたもののお高かったのである。

さて、画像を拡大してこのメニューを見ていただきたいのである。最初のメニューは「たことキムチきゅうり」である12ユーロ(高)。管理人夫婦は二番目に書かれている「和牛」12ユーロを二つ頼んだわけである。その和牛は画面中央に映っている串刺しになったちっぽけな肉である。これをバーナーで炙ってその左側に見える舟形をした容器に入れて出してくれた。

なぜか会場のレストランブースではどこでもこの舟形の容器を使っていて、最初にそれを持っている人を見かけた時には「え、なに、たこ焼き売ってるの?」と思ったのである。

さて、この和牛。大変美味しく料理人の工夫が見えるのだが、いかんせん少ない。日本の焼き鳥ひと串の3分の1の量と言ったところである。それで12ユーロ。それでも「和牛」はこのイベントに来るような人たちには常識と見えて並んでいる間にも「和牛」について講釈している人の話も小耳に挟んだものである。ちなみに付け合わせはお新香であった。和食ブーム炸裂してるなあと思った次第である。

6 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

管理人さん こんにちは。なかなかいい商売しているワイン試飲会ですね。なんだか見え見えでちょっとガッカリ感ありませんでしたか? 好みの問題ですが たことキムチ 個人的にはワインには合わない気がします。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
ええ、全くいい商売してますよね。キムチはちょっとワインにはどうかなと私も思います。やっぱり試飲はワイナリーとかで生産者のこだわりを聞きながらの方が良いです。なんだか疲れました(笑)。

さんさん さんのコメント...

タコとキムチときゅうりですか。試飲会らしく気を衒った平素ではあり得ない組み合わせ、そもそもヨーロッパではタコは悪魔のうをとか言って口にしないものじゃなかったですか?
それにまた試飲会というものは赤字覚悟気に入った人が出てお得意が増えれば、というコンセプトなはずなのに
「飲むからにゃ金ダセェ」は無いんじゃないですか。

近頃世の中せせこましくなってきて金がまず先、商品もサービスもかねの顔を見てから考えましょ、というところが見えて商売なのか展示会なのかはっきりせんか、このぉ。
というところが増えてきたようです、やれやれ。もっとゆったりと長い目で見て後からゆっくり儲けさせてもらいますわ、という人が減りましたなあ。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
まあ、たまにはそういう華やかそうなところに顔出してみるか、っていう私たち夫婦の浅はかさよ、という感じですね。多分太客はタダで招待されてるんですよね。
食事というかつまみに関して、タコは最近欧州でもだいぶ一般に受け入れられてるんですよ。スペインとかは昔から普通に食べますしね。結構お値段張るのでタコは高級食材という認識になってます。ラトビアには普通に魚は食べるけどタコイカ貝類は絶対ダメという人が結構まだ居ます。魚卵に関してはイクラとキャビアは良いけれどそのほかの魚卵は人の食べるものじゃないと思っている人も相当数います。なので相当数の数の子は捨てられてますよ。

さんさん さんのコメント...

あははは、数の子云々のとこ読んだら抑えてきた笑いが込み上げて思わず大笑い。数の子が捨てられるなら輸入してと思うのはトーシローの考えでそこはそれ裏に網のように手が張り巡らされていてたとえ第3国経由でも国外輸出はダメなんて。何百億という金が絡んだ話だけに下手に手ェ出すと闇にナイフがキラリと閃いたりする話になるんでしょうねぇ。フォーサイスの読みすぎかな?

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
多分大きめの数の子は輸出されてるんだと思います。ニシンはラトビアでは手に入りやすい類の魚なのでたまにお腹に立派な数の子が入ってることがあります。私はラッキー!と思ってそれを日本風に処理して研究室のパーティをサマーハウスで開催した時に出したことがありますが、誰も手をつけませんでしたね。それどころか嫌な顔をする学生さんとかいましたよ。