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2025年3月23日日曜日

3月、卒業式

 これが管理人と友人で中学時代に作った曲である。46年の月日を越えてこの歌を完成させたいと思った管理人が無茶振りで別の友人に「歌ってほしい」とお願いしたことから始まったプロジェクトである。無くしてしまった楽譜も復刻し、納得のいかなかった部分も改訂し、そして友人は当時一番しかなかった歌詞を新たに三番まで書き下ろしてくれたのである。

人生を通していろんなものになりたかったけれど、一つ一つ現実と付き合わせて結局何一つ夢見たものにはなれなかったなあと思う管理人であるが、少なくとも、この歌を完成させることができて自分の中の音楽に関する部分は溜飲が下がったというか、そんな感じである。きちんと完成させてプロの編曲を経て生バンドバックで友人が歌ってくれる。そんな夢みたいなことが実現したのである。



この映像を管理人は多くの友人たちの尽力によって日本からの生配信で見ることができたのである。嬉しくて号泣したのであった。

歌詞

3月、卒業式


1. 卒業生の長い列の中に 

   小さなあなたの顔、見つけ

   胸にしっかり卒業証書、抱えて

   笑っていたけど赤い目をしてたあなた

   時は流れゆき 日々は過ぎゆき 時代は移り変わる

   人の思い出さえ駆け足して 通り過ぎてゆく

   人混みの中で流されてくあなたを見たの                               

   今は3月、卒業式


2. 街を過ぎゆく学生たちの中に

   あなたの面影 ふと浮かぶ

   交わした手紙もいつしか途切れ途切れになり

   連絡先すら今はもう分からないけど

   時は流れゆき 日々は過ぎゆき 人は変わるけれど

   心が覚えてる あなたのあの笑顔 今も鮮やかに

   幸せでいてね そっと風に想いを託す            

   春の香りが頬を撫でてく


時は流れゆき 日々は過ぎゆき 時代移るけれど

思い出はいつでも ここにあったことに やっと気づいたの

                   

変わりゆくことを恐れないで歩いてゆこう                           

街は3月、卒業式   


          

11 件のコメント:

megmeg さんのコメント...

管理人さん、泣いちゃったよ~

素晴らしいです!すごい!

紫陽花 さんのコメント...

管理人さん もう何回聞いたやら。今どきの歌と違ってゆったりとどちらかというと低音でしみじみした曲調で沁みてきます。管理人さんの人脈の広さが素晴らしいです。

さんさん さんのコメント...

オトナの女として堂々と人生の道を歩んでいる管理人さんの後ろ姿が目に浮かびました。
この先も歩みを止めずに前へ進み続けられることを祈りと共に願いあげます。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、megmeg殿。
聞いてくださってありがとう!歌詞が良いでしょう?二番以降はこの一年で無理言って書いてもらいました。歌ってくれた友人がこの歌に命を吹き込んでくれました。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
何回も聞いてくださるなんて感激です。そうなんですよ、昭和の中学生が作った歌なので当時の語る感じの歌になってます。江ノ電の駅名にある高校の友人たちが何しろ多才でいつもたくさんの刺激をもらっています。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
こうやって一曲をちゃんと歌ってもらって私の曲作りは大満足なので、これからは芸術家になろうかと思っています(笑)。

さんさん さんのコメント...

管理人様
この堂々とした曲作り、これからは管理人様と呼びかけることはやめて芸術家様とお呼びすることにいたします。

さんさん さんのコメント...

いや、ほんとに。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
それは光栄の極みであります(笑)。毎週通っているお絵描き教室での「ぴえちの絵」が出来上がってきた時までお待ちくださいまし。

さんさん さんのコメント...

過日見せていただいたぴえちの肖像画はさてはあれはまだ未完の絵でありましたか。私にはあれで十分迫力と重厚さを感じて感服いたした物でありましたが。
完成されたぴえちの絵、拝見できる日を心待ちに致しておりますが急がずほどほどで筆を置かずぴえちの心まで描ききった絵を拝見できる日を楽しみにいたしております。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
あれはクレヨンで描いたもので、今回は絵の具で描いてます。お楽しみに!1ヶ月後ぐらいに完成予定です。毎週一回の教室なので。