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2025年3月27日木曜日

お絵描き教室では何をするのか(1)

 毎週一回のアクリル画教室に通っている管理人である。

これは全くの初心者向けのものである。一体何をするのかというのを3ヶ月コースの半分が過ぎたのでレポしておこうと思うのである。

まず、アクリル画の説明である。アクリル画というのはまあ水彩のように水で溶けるので油絵のようにオイルが必要ということはなく、無臭で安全ということである。扱いやすいので誰でも使えるし描く表面を選ばないので石にも描けるしキャンバスでも紙でもOKである。

そして次は黄、赤、青という三原色を組み合わせてありとあらゆる色を作ってみましょうという試みである。これは実はとても重要な概念でこれがわからないと絵の具で色を作るということができない。逆にこれがわかれば三原色だけと白があればどんな色でも作れるということである。

これは一部で、とにかく色を混ぜる、それから見本の色と同じ色を作り出すということをする。大変有益。

その次はスケッチと構図と色のお試しみたいなのをして

円柱と立方体と球体をスケッチして複製して好きなように色を塗ってから影について学ぶ。

影と反射光などについて学んでいよいよ人生で初めてのキャンバスというものに描く。

好き勝手な色にしているのでもはや抽象画みたいになっている。

クラスが終わった後に残った絵の具はこうすると偶然のアートになるよとかそんなことも毎回である。

絵の具余っちゃうと固まっちゃうだけなので帰り際にヘラとか使って伸ばして遊ぶ。

ちなみに授業料は週一回で月額80ユーロである。これは全ての材料費込み。意外に良い画材を使っている。これ描きたいという写真もカラー印刷で出力し放題。コーヒー紅茶飲み放題クッキー食べ放題である(笑)管理人はいつもクラスの開始時間の15分前に到着して色々支度をしてコーヒーを啜っている。先生は2時間半のクラス中満遍なく生徒さんの間を渡り歩いて助言をしてくれる。助言が的確なのでそれに集中しているとなんとなく良い感じに仕上がってくるという感じである。


これが始めて六週間の内容である。そして七週目から自分の好きなテーマで実際に絵を描くわけである。管理人はぴえちの肖像画を描くことにしたのでお楽しみに。

2 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

いろんな習い事をさせてもらったにも関わらず、何一つ物にならなかった紫陽花である・・・です。自分の意志が無かった上に機会を与えられたのに興味を抱くには至らなかったからに他なりません。学びなおしではありませんがきちんと教えてもらって理解して取り組むと、それまでの描き方とは違った作品が出来上がりそうです。ぺえち嬢の作品公開を楽しみにしています。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
習い事ってそういう感じですよね。私も子供の頃に近所の集会所とかで書道とかそろばんとか習った覚えがありますが全く身に付かなかったです(笑)。大人になってからというかリタイア前の学びは真剣味が出ますがその代わり感性みたいなものが薄くなってるような気がします。