今日は朝から雪であった。
まるで吹雪のようにジャンジャン雪が降って芝生の上にうっすらと積もるという具合であった。明日の火曜日もまた雪のようである。
この時期はもうほとんどの人が自家用車のタイヤを夏用タイヤへ交換してしまっているので、それで雪がうっすらと積もった道路を走ると危険である。極力リモートで仕事をし、どうしても職場へ出勤しなければならない人は自家用車の使用を控えて公共交通機関を利用してほしい、とリガ市は訴えている。そんな感じなので、今日と明日は「雪チケット」が導入された。雪チケットというのは公共交通機関をタダで使える仕組みで、要件としては車検証もしくは車の登録証を交通機関の運転手に提示するわけである。運転免許証ではダメである。というのも、リガ市としてはこの雪の降る2日間の自家用車の運転をやめさせたいので車を使わせないようにならないと意味がないのである。運転免許証の提示ではなく、車の登録証を提示させることによって自家用車が街中へ出るのを防ぐわけである。
まあ、そうは言ってもどれぐらい効果があるのかはわからない。悪天候であればあるほど人々は自家用車で通勤やら用事やらを済ませにいきたくなるものである。
春の中断であった。